自分の人生にOKを出す

こんにちは、まみ です。
 
少し前の、本田晃一さんのこちらの記事を読んで、過去の自分を振り返って思うことがあったので、人生について引き続き書いてみます。
 
 

セルフイメージが低いままとか

自分を大切にする方法がわからないとか

優しくなれないとか

 

そんな質問が多かったので、

これやってみてね。

 

シンプルだけど効果は絶大だぜ。    ・・・ここまで本田晃一さんのページより引用

 

 
本当にね、効果絶大だと思いますよ(笑)
みなさんの寄せられたコメントを読ませていただくと、
 
これまで生きてきた自分に、ありがとう♡
 
と書かれてる方が多い印象を受けました。
私も自分を振り返って、全く同じように思います。
 
まずは、オーストラリアにやってきて3年間生きてきた自分に、頑張ったね、と。
ついつい、あれもこれも、もっとできたかも、と思いがちですが、うん、もう十分よ。
 
そこからさらに遡って、30年前の自分、20年前の自分、そして10年前の自分を思い出すと、もう今生きていることが奇跡だとすら思えてきました。
ここまでたどり着いた事に、周りの人へ深い感謝の気持ちでいっぱいになり、自分に対してハグしたくなりましたよ。
 
シンプルに自分の人生にOKを出すこと、いま生きている自分に感謝すること、
それが幸せへの近道なのかもしれませんね。
 
***
 
ここからちょっと過去のお話です。
長くなりますので、ご興味のある方だけお付き合いください。
 
30年前、小学生だった私は、人生に絶望していました。
子どもらしくない子どもだったんです(笑)
自分が無力な子どもであることが苦痛でした。
まだまだ長い人生は憂鬱でしかなく、
生まれてきたからってなぜ生きなくてはいけないの?
そんな風に考えていたことを覚えています。
 
別にイジメにあっていた訳でもなく、学校でも放課後も遊んでいた友達もいて、
毎年学級委員にも選ばれたりしていました。
でも、周囲との心のギャップがしんどかったんです。
誰ともつながる感覚が持てなかったから。
 
生きて行く希望が欲しかったから、私立中学を受験してガラッと環境を変えました。
(そうでなければ私は死んでしまうと、両親は心配してOKを出してくれたんだそうです)
進学することで世界が広がり、同級生たちと楽しく毎日を送っていたのもつかの間、
この中学・高校の6年間に人生でショックな大きな出来事が2つ起こり、
それもまた誰にもシェアすることができずに苦しむことになったのです。
 
私の両親は大学で出会って恋愛結婚し、バラ色の学生時代だったそうで、
「大学生になったら楽しいよ!」と常々言ってくれていて、
それを励みにようやく長いトンネルを抜けて大学生になりました。
でもね、心に大きな傷を2つ抱えたままの私にとって、大学時代は更に苦しかったんです(涙)
 
20年前、卒業間近の大学生だった私は、このままでは死んでしまうと思っていました。
大学4年間苦しみつづけた摂食障害から抜け出せず、自分の心と身体を痛めつけながら生きていました。誰にも言えませんでした。
将来になんの希望も見つけられないまま、学生時代が終わってしまう焦りのなか、
実家には病気の家族とまだ小さい弟たちがいて、ただ前に進むしかありませんでした。
 
そんな20代のスタートでしたが、心理学の勉強と素晴らしいカウンセラーとの出会いもあって、
自分の中にあった大きな2つの傷を癒すことで、やっと苦しみから解放されたんです。
そして学生時代からの大切な友達と「つながる」という感覚を心から持てるようになったことと、留学時代に今の旦那さんと出会って「愛する」という感情を持てるようになったことで、ようやく生きていることが楽しくなりました。
 
でも、まだもう一つ私には超えなくてはいけない山があったんですね。
 
10年前、私は人生で最大の挑戦と挫折を経験して、生きる気力を失くしていました。
今から思えば、すべて自分の未熟さゆえに起こったことなんです。
でもそこから立ち直るには長い長い時間がかかってしまいました。
誰よりも、自分の挫折を許せなかったのは自分自身でした。
 
そこにあったのは、完璧主義で生真面目で、条件付きでしか自分のことを認められなかった私の姿。
過呼吸やパニック、ウツに近い様々な経験の中から、自分を再構築してきました。
 
でもだからこそ、同じような苦しみを経験している人達に、
その苦しさは手に取るように分かるけれど、ただの同情ではなくて
「きっと大丈夫だから」と強く信じることができる自分がいるんだと思うのです。
 
そして完璧どころか不器用で情けない、そんな自分を100%認めているから、
同じようにダメダメな想いをしているすべての人が、ただ愛おしくなる♡
 
私と夫が遠距離時代からお互いによく言っていた言葉があります。
 
Nobody is perfect.
That's why we can help each other, we can learn from each other.
 
完璧な人なんて誰もいない。
だからこそ、私たちはお互い助け合うことができるし、お互いから学び合うことができる。
 
すべての人が自分の人生にOKを出して、幸せな毎日を送れますように。
 
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私のほっこり時間@jamaicablue
 

人生は偶然の積み重ね

オーストラリアで柴犬のブリーダーになった話はプロフィールでも書いたのですが、ほんの2ヶ月前までは想像もしていなかったことでした。
 
すべてはkumaのためなんですけどね。 
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そのことに関するドタバタ劇については、また機会があったら書いてみたいと思います。(いやもう、大変でした。大問題よ!Urgentよ!!と言われ、一時はどうなることかと。。。)
 
この4月でオーストラリアにやってきて丸3年になったのですが、まさか自分が柴犬のパピーを育てることになり、そこからブリーダーになってしまうとは。
 
17年前オーストラリアに学生ビザで来た時も、もう一生戻ってくることはないわ~、と日本へ帰ったのに、まさかこうやって移住することになるとは。
 
人生って本当に、偶然の積み重ねでできているんだなぁ、とつくづく思います。
「こうしよう」という予定や、「こうなったらいいな」という希望は、もちろん自分の中にあるんですが、たいていは行動しているうちに、想定外のことが次つぎとやってきて、結局はそれらが繋がって道ができていくという。
 
 
そこで思い出したのが、計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory) というお話。
 
スタンフォード大学のクランボルツ教授が提唱したキャリア理論なのですが、Wikipediaの簡潔な説明から抜き出してみると
 
個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。
その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこうという考え方。
その計画された偶発性は以下の行動特性を持っている人に起こりやすいと考えられる。
  • 1.好奇心[Curiosity]
  • 2.持続性[Persistence]
  • 3.柔軟性[Flexibility]
  • 4.楽観性[Optimism]
  • 5.冒険心[Risk Taking]
 
もう10年以上も前の話ですが、この理論を知った時に、私はとっても腑に落ちたのです。
 
人によっては目標をたててそこまでのステップを作って、着々と進んでいく方が向いている人もいるかもしれませんが、私はその方法だと苦しかったんですよね。
 
いつのまにか目標と言うものをあえて持たなくなり、自分の中のワクワクするエネルギー(好奇心や冒険心)を大切にして、現実との間で上手にモチベーションを保つ(柔軟性や楽観性を持つ)ことができるようになった時、人生はずっとスムーズに面白いように展開するようになったと感じるんです。(持続性は私にとって永遠の課題ですけどね)
 
これはスティーブ・ジョブズ氏(アップル社の創始者)がスタンフォード大学で行ったスピーチの中の、有名な「人生をふり返ってみれば、点と点が繋がる」という話にも通じるような気がします。
 

 

 
大学を中退することになって、その時選んだカリグラフィーのクラスが、アップル創設とマッキントッシュ開発に繋がったというジョブズ氏。
 
キャリアに限らず、人生で起こった予期せぬ出来事、一見マイナスに思えるようなことでも、その偶然には意味があると信じられる人が、それらの偶然を繋いでいくことで、結果として面白い人生を作り出していくのかもしれません。
 
目標ありき、でそこに固執することは、それ以外の可能性を捨ててしまうことになるから。
これからもどう転がっていくかわからない人生を、楽しんでいきたいと思います。
 
 
 
最後に、計画的偶発性理論については、とっても分かりやすいサイトがいくつもあります。
こちらでは「犬も歩けば棒に当たる」という日本のことわざで表現されていて面白いですよ。
私と同じようなタイプの人にはすごく共感できるかもしれません。
 
 

 

 

Viceroy's House 国が分割されるとき

今日は週末に夫とシネマで観た映画の話です。

18日にオーストラリアで公開されたばかりのイギリス映画 VICEROY'S HOUSE

イギリスでは3月に公開、日本公開は未定ということでタイトルの日本名がありません。

 

 

予告から、これは絶対に観よう!と二人で決めていたのです。(私たち歴史オタクですからね)

 Viceroyというのはインド総督、映画ではインド独立前の最後のイギリス領インド総督マウントバットン卿が赴任したところから始まるのです。

この映画は1947年のインド独立から、70年という節目に合わせて公開されたのですね。

ガンジー、ネルー、ジンナー、重要な人物が全て出てきます。

 

誰もインドの分割をとめられなかった。パキスタンとインドという2つの国として独立。

その結果、1400万人もの人が難民としてさまよい、100万人もの人が大混乱の中で亡くなったのです。

 

大きな流れのなかで、翻弄されるたくさんの命。

ひとりひとりの人間ってなんてちっぽけな存在なんだと、思い知らされるのです。

それでも、そのなかで人々は愛し助け合い命を繋いで生きている。

 

終わった後、うちの夫が言っていました。

 「こういう映画をみると、いつも思うよ。自分がいま生きてることが奇跡だって。与えられている毎日を、大切に生きなくちゃって。」 ⇐ たまにはまともなこと言う(笑)

 

インド総督の奥さまが、とても素敵な役割を果たしています。

「私たちはインドの手に自由を戻すために来たのよ。引き裂くためじゃないわ。」

映画の予告編最後の彼女の言葉がグッときます。

それぞれの立場で必死に生きている人達の姿が心を打ち、またまた号泣してしまいました。。。

 

 

 

監督はグリンダ・チャーダさん。有名なBend It Like Beckham(ベッカムに恋して)の監督です。

彼女のおばあさんも、この時の騒動で5人の子どものうち一番下の赤ちゃんを、3日間水も食料もない過酷な移動の中で失ったという悲しい経験をしています。

アフリカで生まれイギリスで育ち、イギリス人とインド人の両方のアイデンティティを持つグリンダさん、

ご自身のことをBritish Asianと呼び、だからこそ一歩下がって、さまざまな人の視点から歴史を見ることができるのだと言います。

インタビューでの最後の言葉、彼女がこの映画で伝えたかったメッセージなのでしょう。

 

"It's a timely reminder of what happens when politicians or leaders start using hate to devide us, because it can only lead to destruction and death."

政治家やリーダーが、私たちを分断するために憎しみを利用し始めた時、何が起きるのかということを思い出させてくれるものになると思うわ。なぜならそれは破壊と死を導くだけだからよ。

 

 

第2次世界大戦の終わり、日本の降伏がもう少し遅ければ、日本もアメリカとソ連の2か国で分割、または連合軍の4か国で分割という可能性があった、と聞いたことがあります。また、アメリカによる占領が決まった後も、内紛を防ぐため日本人を一つにまとめていた天皇制が維持されたという背景があり、戦後いち早く復興し経済大国として復活できた日本があるのですよね。

 

日本も一歩間違えたら、どうなっていたか分からない。決して他人事ではない、そんな風に私は感じています。

 

昨年のイギリスやアメリカの選挙などを見ても、意見の異なる人同士が分かれて争う方向へ向かっているような空気もあります。

 

グリンダさんのメッセージが多くの人に届きますように。私も祈りたい気持ちです。

 

 

 

 

最後にこちらのイギリスのテレビ番組 (オーストラリア版もあります)

"Who do you think you are"

 

毎回有名人のルーツを探るのですが、グリンダさんは今回の映画から遡ること10年以上前に出演しています。

 

改めて見ると、この時にケニアやパキスタンを訪ねてグリンダさんが知った多くの事実や家族の悲劇が、この映画を彼女に作らせたんだなぁと思います。

 

たくさんの想いが込められた映画です。

 

そこに悪人と善人がいるのではなく、それぞれの立場をしっかり描いた、

グリンダさんも言うように a balaced film バランスのとれた映画 だと思います。

 

日本での公開は分かりませんが、おそらくDVDなどで今後観ることはできると思いますので、興味のある方にはぜひおススメしたいです。

 

(余談ですが、グリンダさんの旦那さまは日系アメリカ人で、二人の間の女の子の名前は「クミコ」なんですよ。

ルーツを大切にされてるんですね。)

 

 

 

「息吹IBUKI」の由来

こんにちは。

hatenaブログに慣れるために、最初は簡単な記事をチョコチョコと書いてみようと思います。

このブログのタイトルにつけた「息吹 IBUKI」というのは、私のブリーダーとしての犬舎名です。

何それ?と思いますよね。

実は、私のオーストラリアで飼っている柴犬kumaがもうすぐ出産予定なんです。

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そのkumaの子犬をきちんと登録するためには、飼い主である私がブリーダーでないとできないんです。

そのため、交配した時からすぐに手続きをはじめ、こちらの認定機関での登録のためにガイドブックで勉強しテストを受け、申請を出してから一ヶ月、今日(!)ようやく認可の書類を受け取りました。

これで晴れて、私はオーストラリアで柴犬のブリーダーとして登録されました。

いまはkumaが無事に出産して元気な子犬に会えることを心待ちにしています。

その時はまた、ブログでもご報告したいと思います。

 

まみ

最初の一歩

はじめまして。

今日からhatenaブログで記事を書いていこうと思います。

私は現在オーストラリアで、夫と犬2匹と一緒に4人で仲良く暮らしています。

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これまで他でブログを書いていたのですが、思う所があり少しずつこちらへ引っ越すことにしました

パソコンは苦手なので、新しいシステムに慣れるまで戸惑っていますが、少しずつ記事をアップしていこうと思っています。

どうぞよろしくお願いします。

 

まみ